EMS療法

筋肉は身体の深層にある「インナーマッスル」と、表層にある「アウターマッスル」に大別できます。骨格を動かし大きな力を生むアウターマッスルに対して、インナーマッスルの仕事は骨格を支える事です。そのため、別名「姿勢維持筋」とも呼ばれています。

体幹トレーニングという言葉が流行したおかげで、インナーマッスルはテレビなどでもよく耳にするようになりました。実際、インナーマッスルを鍛えることでスポーツの競技力向上、代謝を上げて痩せやすい体質になる、血行が良くなり冷え性の改善などの効果が期待できます。

大切な役割を持つインナーマッスルが衰えると骨格を支える力が弱くなることで姿勢が悪くなりやすく、そこから腰痛、肩こりなどにつながることも多いので気を付けたいところです。

EMSとは複合高周波といい、電気刺激で筋肉を収縮させる特殊な物理療法です。

アウターマッスルと違いトレーニングでインナーマッスルを鍛えるのは難しいうえに時間がかかります。しかし、EMSは身体の深部まで電気刺激が届くことでインナーマッスルを直接収縮させるので、効率よく鍛えることが出来ます。

普段あまり上手に使えていないインナーマッスルをEMSで刺激することで、骨格を支える力を高めるので、姿勢の改善、腰痛・肩こりの緩和・さらに予防としての変化が期待できます。